広島車両所がISO9001の認証を取得JR貨物の広島車両所(柳生宏義所長)がISO9001規格の審査に2001年7月 合格し、認証を取得した。認証の範囲は、鉄道車両の整備と、鉄道車両の部品の設計・製作、鉄道輸送に関する機械・器具の設計と製作、の3分野。
広島車両所は電気機関車やディーゼル機関車・貨車など計1052両の保守を担当し、年間に約500両の検修を行っている。
2000年5月から認証取得に向けた取り組みを開始し、検査・修繕・資材管理など部門毎にプロジェクトチームをおき責任者を決め、ルールやマニュアルを作成した。社員と、ともに業務に当たる中国フレートの職員など、あわせて約130名が一丸となって取り組み、今回の認証取得となった。
授与セレモニーは広島市内のホテルで行われた。またJR貨物を代表し田村幸雄・広島支店長が表彰した。
審査を担当したのはイギリスのロイド=レジスター=クオリティ=アシュランス社。
広島車両所は1943年に「鉄道省広島工機部」として発足した。
