JR総連が定期大会を開催JR総連(小田裕司委員長)が群馬県水上町で第17回定期大会を、2001年6月3・4日に開催した。
一般経過報告と2000年度決算報告・2001年度運動方針案を承認した。
運動方針には、国鉄時代に政治が(政治を使って?)経営へ介入したことから、「再び政治介入の道を開くことは許すわけにいかない」との文言が入っている。
また来賓として、JR各社の代表も出席した。
小田委員長は挨拶の中で次のように述べた。[a]
「JR発足から14年、ついに本州3社の完全民営化を実現することに成功したと確認できると言える。」
完全民営化後は「厳しい企業間競争を生き抜いていかなければならない。」
「21世紀の鉄道の興隆と安全安定輸送の確保に向けた職場からの不断の挑戦をつくり出していかなければならない。」
「三島・貨物会社(JR貨物)の構造問題の解決と経営基盤の確立、地方交通線の維持・活性化、安全安定輸送の確立など残された課題の解決にさらにまい進していきたい。」
