EH200形電気機関車の完成式東芝府中工場(東京都府中市)で2001年6月20日、JR貨物のEH200形1号機の完成式が行われた。岩沙克次専務は「機関車出力約4500kWは世界最高の水準と自負している」と述べ、新型機関車への期待を述べた。[a]
1号機は7月から秋ごろまで東海道線の鶴見〜小田原間で本線走行試験を行う。[b]
同形は直流電化の勾配線区用で、8軸で駆動する。モータが1台故障しても運転を継続することが可能。台車やモータはEF210形と仕様が共通。[b]
最高運転速度は時速110kmで、出力は4520kW。25‰の勾配で1,110トン列車を牽引することが可能。全長25メートル、全幅2.8メートル、高さ3.98メートル、重量134.4トン。[b]
製作費は、量産機で3億5千万円〜4億円となる見込み。試作機はこれに開発費がプラスされる。[b]
公募された愛称は2003年3月12日に「エコパワー・ブルーサンダー」と決定した。[c]
