JR貨物は管理職などの給与をカットJR貨物は2000年11月8日、12月から2001年3月までの4ヶ月間、サブリーダ(副課長)以上の管理職社員 約400名の基本給を5%カットすると発表した。削減額は、期間合計で約3000万円([b])。なお2000年7月から管理職手当ての5%カットが実施されており、今回 基本給カットに置き換える([b])。
役員報酬についてもカット幅を拡大する。会長・社長は10%から30%、取締役は5%から15%へ、監査役・執行役員は5%から10%とする。
両者を合計すると人件費の削減額は約8000万円。[b]
伊藤直彦社長は、「北海道・有珠山の噴火などで大幅な減収に陥っている。この厳しい経営状況を役員と管理職社員で分かち合うための措置で、人件費削減が狙いではない」と、8日の定例記者会見で話した。[b]
