2000年10月の輸送概況JR貨物の2000年10月の輸送実績(速報値)は、コンテナ 191万トン(対前年同月比 プラス0.9%)、車扱 167万5千トン(プラス10.6%)、合計はプラス5.2%と、3ヶ月連続でプラスを記録した。ただ昨年度は東北本線が不通で輸送量が少なく、これを考慮に入れるとマイナス1.7%となる。
コンテナは、好調な紙製品のおかげで繊維工業品がプラス5.7%だった。一方で政府米の輸送が減り、農産品はマイナス28.1%にとどまった。
また中部国際空港建設の土砂輸送のため、車扱は'その他'の品目が前年の2.4倍を記録した。
なお10月は伯備線で、鳥取県西部地震と集中豪雨の影響で71本のコンテナ列車が運休した。
