鳥取県西部で強い地震、貨物列車が運休鳥取県西部で2000年10月6日13時30分頃強い地震があり、金沢地区を除くJR西日本の全線で運転が見合わされた。伯備線の生山〜上菅間と黒坂〜根雨間など計6ヶ所で土砂崩壊・落石・レール曲損したほか、境線の三本松口〜河崎口間で路盤が陥没、山陰線の米子〜伯耆大山間で軌道が低下した。
伯備線の新郷〜伯耆大山間などを除き7日12時すぎに運転は全線で再開した。
この影響で10月7〜9日の3日間、伯備線を通るコンテナ列車 計10本が運休し、米子〜岡山・大阪間でコンテナ203個をトラック代行輸送した。また王子製紙米子工場発のコンテナ240個(約1200トン)は、12日に境港からまとめて東京港へ船で輸送した。
この地震についてJR貨物の伊藤 直彦社長は、「被害は小さく、正直ほっとしている。減収額や代行輸送経費もさほど大きくなかった」と話している。
なお10月下旬にも土砂崩れのため伯備線は再び不通となった。
