2000年9月の輸送実績JR貨物は2000年9月の輸送実績を2000年10月11日にまとめた。東海地方の豪雨でコンテナ列車299本と車扱い列車90本が運休したが、コンテナは174万9千トン(対前年同月のマイナス0.2%)、車扱いは148万1千トン(プラス0.7%)だった。有珠山噴火の影響があった北海道を除くと、コンテナはプラス1.1%となる。
コンテナは紙製品などの繊維工業品がプラス1.1%だったが、政府米の不振で農産品は7.8%落ち込んだ。
車扱いは中部国際空港建設土輸送のためその他貨物が前年の2.3倍に増えた。
なお2000年度上半期は、対前年同期でコンテナがマイナス1.6%、車扱いがマイナス2.8%だった。合計ではマイナス2.2%となるが、JR貨物は、有珠山噴火や東海地方の豪雨の影響もあるとし、「下げ止まり傾向がはっきりと表れ」ていると話している。
