東京液体化成品センターの名古屋営業所コンテナ化工事が始まる東京液体化成品センターは名古屋営業所をコンテナ化する。完成は2001年4月の予定だったが、9月に完成した。
名古屋営業所は、瀬戸内海地方や北陸地方から鉄道・貨物船・タンクローリで運ばれてきた化成品を保管し、客先へタンクローリで配送する出荷基地。鉄道輸送は現在 車扱いで行われており、貨車が直接 営業所内に入ってきている。
しかし、西名古屋港線が旅客線化されるとこれが不可能になるため、1998年からプロジェクトチームを立ち上げて対応を検討していた。
予定では、2001年4月から輸送をコンテナ化し、近くの名古屋貨物ターミナル駅までコンテナ貨車で運び、そこからトラックで営業所へ持ち込む。
コンテナ化で貨車の最高速度が向上しスピードアップできるほか、20トン積みのISOタンクコンテナを使えば従来より輸送単位を小さくしても効率的な輸送が行える。
荷受方法が変わるため、取り卸し場や検量用のトラックスケールを新設する。また需要増に備え、600トンの貯蔵用タンクも新設する。
