JR貨物が東京都荒川区へ土砂輸送を開始JR貨物は2000年5月29日から6月12日まで、梶ヶ谷貨物ターミナル駅発・隅田川駅着で土砂輸送を行った。
これは、多摩ニュータウンの造成で発生した土砂を東京都荒川区で行われている「白髭西地区市街地再開発事業」現場へ輸送するもの。この再開発事業は隅田川の堤防を整備するもので、現場がJR貨物の隅田川駅に近い。このため関東支社が土砂の鉄道輸送を以前から東京都へすすめていた。
1本で450トンの土砂を輸送可能な15両編成の臨時列車が、ほぼ毎日 運転された。期間中に輸送された土砂は合計 約4500トン。
コンテナは、東京都江東区への土砂輸送に使われたものを流用した。
集配は全国通運が担当した。梶ヶ谷(タ)駅への集荷は、トラック15台が1日に3回転で対応した。隅田川駅からは、トラック3台が15回転で現場へ配送した。
