日本海中部地震で北東北地方に被害が出る

1983年5月26日12時1分ころ、秋田県沖を震源とするマグニチュード7.7の地震が発生し、奥羽本線秋田〜青森間・五能線・津軽線・大畑線・松前線が27日以降も不通となったほか、青函連絡船が可動桟橋の異状で一時接岸できなくなるなど、国鉄の被害箇所は全部で242個所となった。奥羽本線・津軽線は6月7日に、五能線は6月16日に開通した。

なおこの地震では鉄道以外でも、津波により多くの被害が出た。

参考文献：鉄道ジャーナル編集部,「鉄道災害 その事例と今後のために」,『鉄道ジャーナル』,30-6(356),p40-45