宮城県沖地震が発生1978年6月12日17時14分に、宮城県沖100kmを震源とするマグニチュード7.4の地震が発生した。仙台で震度5を記録し、死者28人、負傷者1325人、道路損壊888個所などの被害を出した。
この地震で東北地方の国鉄は13線区に計1924件の被害を受け、全面ストップとなった。東北本線は小牛田〜田尻間の江合川橋梁に亀裂が入るなどの被害を受けた。同区間は単線で16日正午から運転を再開し、18日17時すぎに複線運転に戻った。また常磐線原ノ町〜仙台間や盛・仙山・石巻・丸森・陸羽東・仙石線の全線と気仙沼線前谷地〜本吉間が不通となった。気仙沼線をのぞいて6月19日までに開通したが、気仙沼線の柳津〜本吉間は橋梁の橋台ひび割れで7月まで運休した。
参考文献