新宿駅で航空燃料を積載したタンク貨車が炎上1967年8月8日の未明、新宿駅で上下の貨物列車が衝突し、衝突時に発生した火花がタンク貨車の航空燃料に引火して炎上した。タンク貨車2両と上り貨物列車の電気機関車が全焼した。
衝突したのは、航空燃料を積載したタンク貨車の新宿発・八王子ゆきの下り貨物列車と、石灰石を積載した上り貨物列車。衝突の原因は下り貨物列車の機関士が停止信号を無視したこと。
気化した燃料が周囲に残り危険なため、鎮火後もしばらく復旧作業を始められなかった。このため深夜まで中央線は不通となった。
事故当時 現場は火の海となり、三軒茶屋から見た新宿方面の空が赤く染まっていた、とのこと。
なお[b]のサイトでは、上り貨物列車の運転士がATSの確認扱いをしたもののブレーキ操作が遅れたことを事故の原因としている。
またタンク貨車に積載されていた航空燃料は米軍用のもの、とのこと。[b]
