1949年3月

宇高航路で紫雲丸型の貨車航送が始まる

紫雲丸型用の航送設備完成にともない1949年3月1日から同型船による貨車航送が始まった。

紫雲丸型は、貨車航送専用が2往復、旅客・貨車輸送用が8往復、設定された。また宇高丸型(貨車航送専用)は12往復が設定された。[b]

この輸送力増強で滞貨は減少したが、夜間の不定期便の運航率は70%弱と高かったため1950年10月1日の客車航送開始と同時に定期便化された。[c]

参考文献

• [a] 山本 熙,1960,『車両航送』,日本鉄道技術協会
• [b] 日本国有鉄道,1973,『日本国有鉄道百年史 第11巻』,日本国有鉄道 (復刻版,1997年,成山堂書店)
• [c] 日本国有鉄道,1974,『日本国有鉄道百年史 第13巻』,日本国有鉄道 (復刻版,1997年,成山堂書店)