1914年12月

青函航路で車運丸が運行を開始

車両や車両部品を本州と北海道間で輸送するための業務用の車両航送ハシケ「車運丸」が1914年12月10日に運航を開始した。[a]
製造は函館船渠(株)で、全長 39.47m、型幅 7.93m、型深 2.44m、満載時の喫水1.42m、排水量 325トン、積載荷重は100トンだった。[a]
車両甲板には軌道が3線 敷設された。機関車は中線に1両、客車は各線に1両の計3両、7トン積み貨車は計7両 積載できた。[b]

参考文献

• [a] 山本 熙,1960,『車両航送』,日本鉄道技術協会
• [b] 古川 達郎,1988,『鉄道連絡船100年の航跡』,成山堂書店