イギリスで貨物ディーゼルカーの試験運行イギリスのレールフレートオンライン(Railfreightonline)連合は7月31日から、開発した貨物ディーゼルカーの試験運行を開始し、技術面をチェックする。期間は2週間。ヒアフォード(Hereford)とロンドンの間で、リンゴ酒製造のブルメルス(Bulmers)のスワップボディーを輸送する。
このディーゼルカーはウィンドホフ(Windhoff)製の2両のディーゼル機関車の間に、スラル・ヨーロッパ・メガフレット(Thrall Europa Megafret)製の貨車が連結される構成。車両の価格は、戦略的鉄道局(Strategic Rail Authority)が実施した貨物革新コンペの結果、210万ポンド。
なお来年は商業試験運行を8週間行う予定。これはロジスティクス企業のExelとAmec・Isotrakの3社が担う。Isotrakは顧客が託送貨物をリアルタイムに追跡できる管理システムを提供している。
機関車を製造したウィンドホフ(Windhoff)社はドイツのカーゴスプリンターの試作車も納入している。
この新型貨物ディーゼルカーは7月5日に、バーミンガム近郊のハムス・ホール(Hams Hall)駅で公開されており、参考文献に荷役風景の写真が紹介されている。
