三菱鉛筆(株)は、本社が東京都品川区にあり、資本金 約45億円(1998年2月1日現在)、従業員 952名(1997年12月現在)、1997年12月期の売り上げ高 約630億円(連結)、という筆記具の大手。山形県と群馬県・神奈川県に工場倉庫、東京と大阪に物流センター、全国30ヶ所に販売拠点を持つ。
鉄道コンテナは、東京の物流センターから、大阪の関西物流センターや北海道・中部・九州の販売拠点(販社)への輸送に使っている。商品が文房具でありロットが小さいため、2トンコンテナと5トンコンテナを、使い分けている。
コンテナの着駅は、北海道販売(石狩市)ゆきが札幌(タ)、中部販売(名古屋市)ゆきが名古屋(タ)、関西物流センター(大阪市)ゆきが梅田、九州販売(福岡市)ゆきが福岡(タ)。発駅は、北海道ゆきが隅田川で、その他は東京(タ)。関西物流センターと中部販売ゆきは翌日配送、九州販売ゆきは翌日(一部翌々日)配送。北海道販売ゆきは余裕をみてリードタイムを3日に設定している。
コンテの利用数が最も多いのは関西物流センターゆきで、平均して一月に30個。北海道・中部・九州向けもそれぞれ20個弱を発送している。
同社では鉄道コンテナ輸送の利点として以下を揚げている。
参考サイト: 三菱鉛筆(株)のホームページ
参考文献: 運輸タイムズ,1998年2月9日