兵庫県にある三菱電機(株)の三田製作所は、カーナビやカーオーディオなど自動車関連部品を製造しており、環境保全に配慮して操業している。
製品の輸送は三菱電機ロジスティクス(株)が担っている。
同製作所は2000年5月から、ボルボの乗用車向け自動車部品の鉄道コンテナ輸送を開始した。輸送区間は梅田駅から東京貨物ターミナル駅まで。東京(タ)駅から成田空港に運ばれ、輸出される。
輸送量に応じて、12フィート・20フィート・31フィートのコンテナを使い分けている。
鉄道コンテナのメリットは、環境に優しい、コストが低いことと、同製作所は話している。一方で、中距離輸送はコスト・スピード面でトラックが優れているので鉄道を利用できない、改善を望みたいとしている。