日本の鉄道貨物輸送
通勤輸送を改善するために策定された「5方面作戦」として、
東京都心へ入り込む5方面の路線を環状に連絡して都心を通過する
貨物を迂回させ、貨物がなくなる分を通勤・通学・中距離旅客の
輸送力増強にまわすことになった。このために武蔵野を横断する
貨物輸送の動脈として武蔵野線(東京外環状線)が建設された。
開業は以下のとおり。
- 1973.4.1
- 府中本町〜新松戸間(57.5km)が開業
- 1976.3.1
- 新鶴見操車場〜府中本町間(24.9km)が開業
- 1978
- 全線が開業
他線との貨物列車専用の連絡線が、西国分寺・西浦和・新松戸に設けられている。
参考文献
- 祖田 圭介,「大都市圏における貨物線と貨物ターミナルの今昔」,
『鉄道ピクトリアル』,47-3(634),p16-24
作者へのメール
2002年10月10日 更新
1997年2月28日作成,Copyright(C) SUZUKI Yasuhiro, 1997
