JR貨物は1987年の会社発足当時から関連事業を展開している。当初は国鉄から継承した、事務所・駐車場や駅頭倉庫の貸し付け、損害保険代理業、旅行業などを行なっていた。1987年度の関連事業収入は約23億円だった。しかし1991年度には約70億円、1986年度は約144億円と、伸びている。「新フレイト21計画」の最終年度 2001年度には、関連事業収入を1996年度の2倍に増やす計画だ。

関連事業として、主に以下のものがある。

• エフ・プラザ
• 文書管理倉庫業("レコード・マネジメント・サービス")
• ホームセンター事業("ロイヤルホームセンター")
• ホテル事業
• コンビニエンス・ストア事業
• ビデオ・CDレンタル事業
• 不動産事業(「ゆめタウン博多」,「アピタ新守山店」など)
• 駐車場
• 自動車整備業
• 旅行業("エフ・ツーリスト")
• 損害保険代理店業
• スーパー銭湯

他にも別会社を設立して、マンション事業(ジェイアール貨物・不動産開発)やUNコンテナ・日中複合一貫輸送(国際貨物鉄道システム)なども手がけている。

参考文献:JR貨物,「JR貨物の関連事業」,『JRかもつ』,47-10,p1-3