1997年6月にJR貨物の社長に就任した金田氏の略歴は以下の通り。[a]

東京都出身

1961年

東京大学法学部卒

1961年4月

運輸省入省

1984年7月

大臣官房文書課長

1986年6月

近畿運輸局長

1992年7月

日航財団副理事長

1993年6月

JR貨物専務

1995年6月

JR貨物副社長

1996年6月

代表取締役副社長

1996年10月

「JR貨物の完全民営化のための基本問題懇談会」のワーキンググループのメンバー

1997年6月

JR貨物の取締役社長に就任

1999年6月

取締役会長

JR貨物の金田社長は1999年6月9日の記者会見で、社長退任・会長就任に関し以下のように述べた。[b]

• 会長に就任しても会社を「バックアップしていきたい。」
• 「(任期中に)社員との話し合いの中で、社員一人ひとりが危機感を持っているということを痛感した。"自らの給料は自らが稼ぐ"という意識も着実に浸透しつつある。」
• 「(JR貨物は)旅客会社との比較でも十分、遜色はないはず。有効な資産はまだまだたくさんある。」

参考文献

• [a] 交通新聞,1997年4月16日
• [b] 交通新聞,1999年6月11日