エフ・プラザは、駅構内などの遊休地を利用した大型の物流施設。荷捌き・保管・流通加工などの機能を持つ。施設をJR貨物が建設し、賃貸ししている。1997年度は、JR貨物の関連事業全体の収入の約43%をエフ・プラザが占める予定。
1991年3月に梶ヶ谷貨物ターミナル駅構内に「エフ・プラザA棟」が完成したのを手始めに、各地に建設されている。最近では、車庫(東京(タ)C2棟)や廃棄物処理施設(東京(タ)H棟)などもある。
| 名称 | 竣工 | 用途 | テナント | |
|---|---|---|---|---|
| エフ・プラザ札幌 | 1992年7月 | 一般雑貨加工および配送センター | 三井物産(株)・(株)三越 | |
| エフ・プラザ隅田川ニッソウセンター | 1993年2月 | 荷捌き一時保管倉庫 | 日本運輸倉庫(株) | |
| エフ・プラザ隅田川IPC棟 | 1999年6月 | 紙保管倉庫 | (株)飯田町紙流通センター | |
| エフ・プラザ新座 | 1999年6月 | 紙保管倉庫 | (株)飯田町紙流通センター | |
| エフ・プラザ東京A棟 | 1992年12月 | 荷捌き一時保管倉庫および配送センター | 佐川急便(株) | |
| エフ・プラザ東京B棟 | 1992年7月 | 荷捌き一時保管倉庫および配送センター | ヤマト運輸(株) | |
| エフ・プラザ東京C1棟 | 1997年3月 | 保管・流通加工 | リリカラ(株) | |
| エフ・プラザ東京C2棟 | 1997年3月 | タクシー車庫および事務所 | 日本交通(株) | |
| エフ・プラザ東京D棟 | 1999年10月 | 物流拠点 | (株)近鉄エクスプレス(三菱商事(株)) | |
| エフ・プラザ東京F棟 | 2003年6月 | 物流拠点 | 札幌通運 | |
| エフ・プラザ東京G棟(大井ニッソウセンター) | 2002年2月28日 | 事務所・倉庫・配送センター | サトームセン(日本運輸倉庫扱い) | |
| エフ・プラザ東京H棟 | 1998年3月 | 廃棄物処理施設 | (株)シンシア[旧・(株)高和] | |
| エフ・プラザ東京I棟 | 1998年3月 | 廃棄物処理施設および保管庫 | (株)シンシア[旧・(株)高和] | |
| エフ・プラザ東京J棟 | 1998年12月([a]では11月の予定) | 倉庫・配送センター | 富士通ロジスティクス(日本運輸倉庫扱い) | |
| エフ・プラザ東京L棟 | 総合物流施設 | 日本通運 | ||
| エフ・プラザ梶ヶ谷サントリー棟 | 1991年3月 | 荷捌き一時保管 | サントリー(株) | |
| エフ・プラザ梶ヶ谷旭食品棟 | 1996年10月 | 冷蔵保管兼配送センター | 旭食品(株) | |
| エフ・プラザ梅小路 | 1995年6月 | 冷蔵保管兼配送センター | 雪印アクセス |
これらのエフプラザは駅構内に位置する。しかしJRコンテナの利用にはあまり結びついていないようだ。
なお、東大阪コンテナ営業所の跡地に建設された物流施設は、エフ・プラザ東大阪として報道された(『JRかもつニュース』)ことがありましたが、JR貨物としてはエフプラザとして扱っていないそうです(2002年9月現在)。