JR貨物の1998年度の輸送実績は以下の通り。初めてコンテナの輸送量が車扱をオーバーした。
| 輸送量(千トン) | 対前年度比 (%) | |
|---|---|---|
| コンテナ | 20,887 | -7.3 |
| 車扱 | 20,166 | -20.3 |
| 合計 | 41,053 | -14.2 |
コンテナの品目別では、農産品が対前年度の2.1%プラスだった。自主流通米の輸送が好調だったため。それ以外は前年度を下回った。特に化学工業品はマイナス7.8%、繊維工業品はマイナス4.6%、その他工業品もマイナス8.8%だった。さいたま新都心の残土輸送が終了したため、その他貨物も13.2%マイナスだった。
車扱では、石油とセメントは9〜16%のマイナス。紙・パルプも9.9%のマイナス。しかし石灰石は、美祢線と青梅線の輸送が終了したため、72.4%のマイナスだった。