JR貨物、2005年3月ダイヤ改正北海道を除くJRグループ6社が2004年12月22日、2005年3月1日に行うダイヤ改正の内容を発表した。
JR貨物は輸送力増強・スピードアップを行う。
東京貨物ターミナル〜福岡貨物ターミナル間に1往復、20両編成の列車を増発する。上り列車は、九州発列車としては初の、東京着が翌朝となる。また東海道線の26両編成・1300トンコンテナ列車を1往復増発し上下26本とする。
北陸線に、初の22両編成・1100トン列車が1往復設定される。LNG輸送などがターゲット。
根岸から宇都宮貨物ターミナル、倉賀野、岡部へ向かう石油列車3本は、これまでの1100トンから1200トン(タキ1000形貨車20両編成)へ、輸送力を増強する。牽引機関車がEF210形に変更される。
スピードアップでは、札幌貨物ターミナル〜大阪貨物ターミナル、新座貨物ターミナル〜名古屋貨物ターミナル、金沢貨物ターミナル〜高松貨物ターミナル間などで、所要時間を40〜58分短縮する。
改正に備え、コキ106形コンテナ貨車212両、コキ200形17両が増備される。
また東福山駅に初めてトップリフターが配備される。金沢貨物ターミナル駅、秋田貨物駅、宮城野駅のトップリフターは大型化され、北九州貨物駅には架線下荷役用のトップリフターを増備する。
コンテナは、20C形が200個、V19B形が1000個、19D形が2000個、19G形が1800個、増備される。
